全国に届けよう 熊本の美味しいお米

令和4年度 くまもと売れる米づくり推進大会は、新型コロナウィルスの影響で、ホームページ上での開催となりました。
大変な状況ではありますが、集荷目標100万俵の達成に向け、集荷推進運動に取り組んでいきましょう。

主催者挨拶

消費者・実需者からの信頼を高めるとともに、生産者の手取り最大化による農家経営の安定に向け、需要者に求められる米づくりに取組んでまいります。

Takayuki Miyamoto

日頃より、本県農業の振興に対しまして、消費者・生産者・関係機関の皆様にはご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。 さて、地球温暖化や大規模自然災害など気候変動は人類共通の待ったなしの課題となっており、カーボンニュートラルやSDGsへのより一層の取り組みが必要となっています。

このような中、食料や資源の多くを海外に依存する我が国では、ウクライナ情勢やコロナによる物流の混乱により、食料安定供給のリスクが高まっています。食料や資源を安く安定的に輸入できる時代は過去のものとなり、各国が国益をかけて世界的な争奪戦を繰り広げるなか、今まさに我が国の食料安全保障の強化が求められています。

また、我が国の農業を取り巻く環境は、生産者の高齢化、後継者不足や自然災害など、常態化する問題に加え、燃油、肥料、飼料等の生産資材高騰による生産コストの上昇などの課題は山積しており、課題解決に向けた農政運動をはじめ、関係機関一体となった取り組みを強化する必要があります。

一方、全国の米穀を取り巻く環境をみると、全国的な需給の緩和状況は改善しておらず、国の基本方針では令和4年産の生産量を675万トン(前年比▲21万トン)と設定し、水田フル活用の推進に向け食料自給率・自給力の向上に資する麦、大豆、飼料用米等の本作化とともに地域の特色をいかした魅力的な産地づくりや、高収益作物の導入・定着に向けた取り組みが推進されています。

本県においても「令和3年産以降における本県の需要に応じた生産・販売の基本方針」を維持しつつ、価格下落等による農家収入への影響を最小限にとどめるため、新型コロナウイルス感染症等新たな需要減の要素も加味し、令和4年産米の生産量を164,852トン(前年比▲4,907トン)と設定しました。

特に熊本県が15年の歳月をかけ開発した「くまさんの輝き」は令和4年産で1,100haを超える見通しとなっており、本県のリーディング品種として認知度向上をさらに強化してまいります。

令和4年度も引き続き消費者・実需者の皆様からの信頼を高め、生産者手取りの最大化による農家経営安定に向け、「生産対策」「集荷対策」「販売促進対策」「食育・消費拡大対策」の4つの基本方針のもと、JAグループ熊本への結集を図り、消費者や実需者に選ばれる米づくりに取り組んでまいります。

最後に本県農業の益々の発展と、消費者の皆様、生産者・関係機関の皆様の益々のご発展・ご健勝を心よりご祈念申し上げます。

くまもと売れる⽶づくり推進本部 本部長 宮本 隆幸

令和4年度くまもと売れる米づくり推進方針

令和4年産米取扱方針

目指せ! 100万俵集荷!

『くまもとの米』の価値をさらに高め、集荷目標達成を目指しましょう!

食糧安全保障をめぐる情勢について

米穀情勢

くまもと売れる米づくり 推進計画書

くまもと売れる米づくり 推進計画書

  1. 基本方針
  2. 生産対策
  3. 集荷対策
  4. 販売促進対策
  5. 食育・消費拡大対策